余ったはがきや書き損じはがきを無駄にしない方法
年賀状の準備を始める時、失敗した時や出していない方から届いた時の事を考えて、年賀はがきをあらかじめ多めに購入される方も多いのではないかと思います。
そして、お正月が終わる松の内(1月7日)になると、実際に書き損じて使えなくなったり、未使用に終わったりと、無駄になった年賀はがきが手元に残ることはありませんか?
また、急な不幸で服喪となり年賀はがきが出せなくなることもあると思います。
実は、これらの書き損じはがきや、未使用の年賀はがき、使えなくなった年賀はがきは、ただ捨てるのではなく、「交換」することで無駄にせず有効に活用する事ができます。
ここでは、交換できるモノ、場所、手数料、期限など、交換する方法についてご紹介します。
年賀はがきは次のモノに「交換」が出来る!
書き損じたり余った年賀はがき、誤って購入した年賀はがき、喪中のために使えなくなった年賀はがきとでは、交換できる内容等が少々変わりますので別々にご紹介します。
書き損じたり余った年賀はがきの交換について
書き損じたり余った年賀はがきは、次のモノに交換ができます。
- 新しい年賀はがき(※)
- 切手
- 他の郵便はがき
- 郵便書簡
- 特定封筒(レターパック/スマートレター)
※他年度(過去)の年賀はがきを当年度の新しい年賀はがきに交換することは出来ません。
※他年度(過去)の書き損じ年賀はがきでも、切手や他のはがきに交換することが出来ます。
交換する方法
書き損じた年賀はがきの交換は、簡易局を除く、全ての郵便局の窓口で行うことが出来ます。
ただし、窓口で所定の手数料(年賀状1枚につき5円)を現金で支払う必要があります。
(※2020年1月現在)
交換できる期間
新しい年賀はがきへの交換については、当年度の年賀はがき販売期間中に限ります。
また、それ以外の切手や普通はがき等への交換については、特に交換期限の定めがありませんので、いつでも交換ができます。
※ただ、お年玉くじの抽選・当選の対象は、使用済か未使用かを問いませんので、交換するタイミングを抽選が終わってからにするのも、1つの手だと思います。
誤って購入した年賀はがきの交換について
絵柄や種類を誤って購入してしまった場合は、未使用の場合に限り無料交換ができます。
ただし、誤購入による無料交換では、次の点に注意が必要です。
※広告付きはがき(エコーはがき)、四面連刷、オリジナル年賀はがき、オリジナルかもめ~る、お手軽年賀、お手軽かもめ~る、および、年賀状印刷・暑中見舞印刷によりお届けした印刷済みはがきは、誤購入による無料交換の対象外になります。
※インクジェット写真用は、パックを開封したものは、無料交換の対象外になります。
※汚染またはき損等により再販売に適さないものは対象外になります。
交換する方法
誤って購入した年賀はがきの無料交換は、簡易局を除く、全ての郵便局の窓口で行うことが出来ます。
ただし、交換手数料は無料となりますが、お渡しするはがきの種類によっては、別に代金が発生する場合があります。
交換できる期間
無料交換は、当年度の年賀はがき販売期間中に限ります。
服喪により使えなくなった年賀はがきの交換について
近親者のご不幸による服喪によって使えなくなった年賀はがきについては、無料で通常切手類と交換が出来ます。
- 通常切手(弔事用切手を含む)
- 通常はがき、往復はがき(その他の郵便はがき)
- 郵便書簡
- 特定封筒(レターパック/スマートレター)
※他年度(過去)の年賀はがきを当年度発行のはがきに交換することは出来ません。
交換する方法
無料交換は、簡易局を除く、全ての郵便局の窓口で行うことが出来ます。
また、服喪であることを伝え、窓口に備え付けの請求書に請求者の住所・氏名および故人との続柄等を記入します。
交換できる期間
無料交換は、当年度の年賀はがき販売期間中に限ります。
まとめ
書き損じたり、余ったり、使えなくなった年賀はがきがある場合は、それぞれの理由に合わせて「交換」するが出来ます。
- 書き損じたり余った年賀はがきは切手その他に交換できる
- 誤って購入した年賀はがきは無料交換ができる
- 服喪により使えなくなった年賀はがきは無料交換できる
ただ捨てたりせずに、あなたの状況に合わせて交換を利用すれば、無駄なく活用することができます。