毎年のお正月、ただでさえ貰うと嬉しい年賀状ですが、さらにワクワクを届けてくれるのが、お年玉番号くじ!ですよね。
ただ、お年玉付き年賀はがきの当選番号って、いつ発表されるかご存知ですか?
また確認方法や、もしも当選していた場合の交換方法はご存知でしょうか?
今回は、意外と知らない!?お年玉付き年賀状の当選発表や交換に関する情報をまとめてご紹介します。
お年玉付き年賀はがきの当選賞品って何があるの?
当選賞品については、その年によって変わります。
そのため当年度の最新の当選賞品は、必ず日本郵便で開設される最新の専用ページで確認しましょう。
参考までに、昨年(2020年お年玉付き年賀はがき)の当選賞品を見てみると、下記のような賞品が並んでいました。
■2020(令和2)年用お年玉付年賀はがき・年賀切手の当選賞品
特等賞品 | 開会式/B組番号指定・くじ番号6けた(2本) |
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閉会式/B組番号指定・くじ番号6けた(2本) | |
競技観戦ペアチケット+旅行券/B組番号下1けた・くじ番号6けた(1,000万本に1本) | |
1等賞品 | 現金30万円または電子マネー31万円分/各組共通・くじ番号6けた(100万本に1本) |
2等賞品 | ふるさと小包等/各組共通・くじ番号下4けた(1万本に1本) |
3等賞品 | お年玉切手シート/各組共通・くじ番号下2けた(100本に3本) |
※特等賞品は、オリンピック年の特別枠でしたが、1等商品の現金30万円や電子マネー31万円分など、もしも当選したのに引換を行っていなかったなら、思わず「勿体ないことしたッ!」と叫んでしまいたくなる豪華さですね!
お年玉付き年賀はがきの当選番号の発表と確認方法
当選番号の抽選日
お年玉付き年賀はがきの当選番号の発表のタイミングは、例年だと1月の中旬、14日~20日頃に抽選会が行われ、当選番号が発表されます。
※日付で決まっている訳ではなく、その年によって抽選日は変わっています。
・2020年は1月19日
・2019年は1月20日(※当年はWチャンス賞があり、4月20日に追加抽選が行われました)
・2018年は1月14日
・2017年は1月15日。
当選番号の発表・確認方法
お年玉付き年賀はがきの当選番号は、例年だと抽選日当日のニュースで放送されたり、翌日の新聞に掲載されたりします。
ただ、テレビや新聞はつい失念したり見逃してしまう事もありますし、便利な確認方法は、やはりwebサイトで見るのが確実だと思います。
日本郵便のホームページ をはじめ、速報ナビ 宝くじ当選番号案内 などその他にも毎年お年玉付き年賀はがきの当選番号を掲載するサイトは多くありますので、1月中旬を過ぎたら、検索してみるとすぐに見つかると思います。
※なお、もしかすると日本郵便を装った詐欺サイト等が現れる可能性もありますので、確認の際はきちんと出典サイトの運営者情報なども確認しましょう。
賞品に当選した場合の引換可能期間と引換方法
幸運にもお年玉付き年賀はがきで当選した場合は、次の期間内であれば、所定の方法で賞品へ引換する事が出来ます。
当選賞品への引換可能期間(交換期限)
例年だと、当年の7月中頃には締め切られます。
ちなみに2020年の引換期間は1月20日(月)~7月20日(月)となっていて、例年通りなら約半年ほどの余裕がありますので、さほど焦る必要はないと思います。
ただ、もしかすると変更される可能性もありますので、当選した際は、必ず日本郵便の公式ページで最新の情報を確認するようにしましょう。
賞品引換の場所・申請方法・受け取り方法
1等・2等・3等と当選内容・賞品(現金・電子マネー・商品・切手シート等)によって、引換・受け取り方法が変わります。
※以下は、2020年の賞品を例に順を追ってご紹介します。
「現金」の場合(2020年の1等:現金30万円)
■用意するもの
・身分を証明するもの(運転免許証・健康保険証・写真付きマイナンバーカード・etc..)
※昔は「番号部分を切り取って持参」という時期がありましたが、今は切り取らずにそのまま持参して大丈夫です。(確認後は番号部分に引換印(消印)を押され、年賀はがきはちゃんと返却して貰えますのでご安心ください)
■申請場所
■引換・交換の申請方法
2.当選番号の確認をしてもらう。
3.確認がとれると賞品の引換用の申請書が渡されるので、必要事項を記入して提出する。
4.本人確認のため身分証明書を提示する。
5.本人確認ができたら番号部分に消印を押された年賀はがきの返却と共に、申請書のコピーを受け取る。
6.申請書(コピー)の内容を確認したら、商品の受け取り方法の説明を受ける。
7.後日、現金書留郵便で賞品が届きます。
「電子マネー」の場合(2020年の1等:電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」(31万円分))
■用意するもの
・身分を証明するもの(運転免許証・健康保険証・写真付きマイナンバーカード・etc..)
■申請場所
■引換・交換の申請方法
2.当選番号の確認をしてもらう。
3.確認がとれると賞品の引換用の申請書が渡されるので、必要事項を記入して提出する。
4.本人確認のため身分証明書を提示する。
5.本人確認ができたら番号部分に消印を押された年賀はがきの返却と共に、申請書のコピーを受け取る。
6.申請書(コピー)の内容を確認したら、商品の受け取り方法の説明を受ける。
7.後日、電子マネーに交換可能なギフトIDが簡易書留郵便で届きます。
※電子マネーへの交換にはインターネット環境とメールアドレスが必要。
「商品」の場合(2020年の2等:ふるさと小包等)
■用意するもの
・身分を証明するもの(運転免許証・健康保険証・写真付きマイナンバーカード・etc..)
■申請場所
■引換・交換の申請方法
2.当選番号の確認をしてもらう。
3.確認がとれると賞品の引換用の申請書と賞品カタログが渡されるので、必要事項を記入して提出する。
4.本人確認のため身分証明書を提示する。
5.本人確認ができたら番号部分に消印を押された年賀はがきの返却と共に、賞品発送用の申込はがきが渡されるので、カタログの賞品番号を書いて提出するか、ポストに投函する。
6.後日(およそ一ヶ月前後)、賞品がゆうパックで届きます。
「お年玉切手シート」の場合(2020年の3等)
■用意するもの
■申請場所
■引換・交換の申請方法
2.当選番号の確認をしてもらう。
3.確認がとれると「お年玉切手シート引渡証」が渡されるので、当選した年賀はがきの枚数を記入して提出する。
4.番号部分に消印を押された年賀はがきが返却される。
5.その場で、お年玉切手シートが貰えます。
当選した年賀はがきが法人名義の場合の対応
お年玉切手シート以外は、引換申請の際に本人確認が必要になりますが、もしも当選した年賀はがきが法人宛だった場合や会社内の個人宛だった場合の受け取る権利は誰にあるのか?またその場合の身分証はどうすれば良いのでしょうか?
確率でいうとレアケースになるかと思いますが、いざ当事者になったら困惑する方もいますので、ご紹介いたします。
法人宛てだった場合の賞品の引換について
■受取人(受け取る権利)
・引換の申請は関係者である事を証明できる個人なら問題ありません。
■用意するもの
・身分を証明するもの(法人名義の入った名刺や、保険証、登記簿謄本など)
■申請場所
■引換・交換の申請方法
2.当選番号の確認をしてもらう。
3.確認がとれると賞品の引換用の申請書が渡されるので、必要事項を記入して提出する。
4.本人確認のため身分証明書(申請者が関係者であることを証明できる書類または登記簿謄本等)を提示する。
5.本人確認ができたら番号部分に消印を押された年賀はがきの返却と共に、申請書のコピーを受け取る。
6.申請書(コピー)の内容を確認したら、商品の受け取り方法の説明を受ける。
7.後日、現金書留郵便で賞品が届きます。
会社内の個人宛だった場合の賞品の引換について
■受取人(受け取る権利)
・引換の申請も本人が個人で当選した場合と同様です。
※なお、こちらは個人の受け取りと同じなので特に難しいことは無いのですが、個別の事例として、例えば会社に届いた年賀状は全て会社内の特定の部署が一元管理しているようなケースがあるかも知れません。
そのような場合、実際にどうするかは(手紙の性格からいえば宛名にある個人の権利になる筈ですが)、あくまでも会社と個人間で話し合うなり解決して貰うしかないようです。
まとめ
お年玉付き年賀状は、例年1月の中頃から下旬にかけて抽選が行われていますが、その年によって賞金や発表日は変わりますので、当年度の情報は必ず日本郵便の公式ページ等で確認しましょう。
もしも当選した場合は、約半年ほどの引換期間が設けられていますので、焦らずにご都合の良いタイミングで最寄りの郵便局の窓口等で申請することが出来ます。
申請の際は、当選した年賀はがきと、身分証があれば大丈夫です。
引換の賞品によっては後日の受け取りになりますが、その場合は昔と違って受け取りに行かなくても自宅に届く場合がほとんどです。
いずれにしても、「当選していたのに気付かずに引換期間が終わっていた」なんて事のないように、年明けの楽しみとして、抽選後の発表をチェックしてみるのも如何でしょうか。